さくら
仙台でもさくらが咲き始めた。一昨日まで茶色い枝しか見せていなかっ た木が、いつのまにかほんのり赤い花をつけている。ニュースで、さくらが開 花した、と聞いてもあまり興味がわかないが、 実際に咲き始めるさくらをみると嬉しいものだ。 心がなんだかうきうきしてくる。
さくらを眺めていると、 満開の時よりも咲き始めのさくら方が好きだなぁ、となにげなしに思う。 もちろん咲き誇っている満開のさくらも美しいのだが、 それよりもこれから満開になりゆくさくらの方が、僕は好きだ。 これから美しくなるだけ、というところにひかれるのかも知れない。
そんなさくらをゆっくりと見ていたいと思うのだが、 問屋がなかなか下ろしてくれない。 学校の授業が忙しいし、研究室でした花見も、 花を見ずお酒を飲んだだけだ。なんとも風情がない。 土日にでもさくらを見に行こう。
それにしても、「桜」というのは固くて嫌だ。 なんでもそうだけれど、 「さくら」とひらがなの方が暖かくて心に近い気がする。