2000年08月1週分
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2000/8/7 [月]

23歳の旅立ち

明日、実家の東京へ一度帰り、そこから九州へ向かう。 バイクで2週間ほどの一人旅。 差し迫ったレポートは全て終わらせておいたので、 気兼なく放浪することができる。 こんなことができるのも今年まで。 来年からはそうそう遊んでもいられないだろうと、 おもいっきり羽を伸ばしてくるつもり。

時期も時期なだけに、あちらもこちらも混んでいることだろう。 宿の手配もろくにしていないので、少々不安ではあるが、 野宿もまた一興。 台風さえ来なければ、公園でも寝ていられそうな気がする。

というわけで、この日記も当分お休みになります。 携帯パソコンがあれば旅行記をお届けできたのですが、 残念なことに、そんなものはありませんでした。

それでは、8月末にまたお会いしましょう。 そのときには、旅行記もお届けできるかも知れません。


2000/8/4 [金]

言霊

昔の人は、言霊を信じていたらしい。 本名を知られたら相手に魂を取られる、 と考えたのか、字(あざな)と本名をわけて使っていたというから、 その信じ具合いがわかるというものだ。

さて、そんなことを全く意識しない現代でも、 似たようなことを感じることがある。 一度口にだしてしまったことは、実体を持ってしまう気がするのだ。

半信半疑なことでも、一回口から飛び出してしまうと、 言ったことが自分の意見になる。 口約束などは、その最たるものだ。 たとえ書面になっていなくても心に束縛を受けるし、 必ず履行しなければならない気になってくる。 言質をとる、という言い方もそれを表している。

最近、話すことに失敗してしまったようだ。 話すこと、話さないこと、両方にうまくなりたい、 と切に感じる。 そうすれば、もっといい生活が送れるだろうな。


2000/8/2 [水]

プールに入った日

暑い!バイクに半袖で乗っていると、汗がすごい。 信号待ちをしているときに、たらたらと汗が出て、 スピードを出して走っているときに、汗が冷たく乾く。 日が照っているときのバイクとは、こんなものだったのかと初めて知った。

走っていると、涼しげに水がゆらめくプールが橋の下の方に見えてきた。 それを見た瞬間から、プールに入りたくて、居ても立ってもいられなかった。

一年ぶりにはいるプールの水は冷たくて、だけど冷たすぎなくて、 とても気持がよかった。 50mプールを、クロールと平泳ぎで往復していた。 でも、それだけではなく、心に決めたライバルと密かに競争をしてみたりもする。 大体負けてしまうのだけれど、それでも50m完泳できるのだから不思議だ。

50m泳げてしまったからなのか、 体のつかれもあまり気にならず、気持ちよく家に帰った。

ドアを開け、部屋のなかにはいるとムッとしている。 日陰で涼しいはずの家のなかが、外よりも暑くなっていた。


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本草 芥子。 kenstarmx1.freemail.ne.jp