飯屋選択
僕の研究室での生活サイクルは、昼頃に研究室に行き、 夜の10時くらいまで研究室にいて、家に帰る。 僕だけでなく、昼から出てくる人も少なくない。 当然、昼飯を一緒に食べるという習慣もなく、 研究室内ではそう長々と雑談するわけにもいかない。 結局、人付き合いの大部分は、夕飯を食べに行くときに集中している。 僕の場合、M2(注、マスター二年生)について食事に行くことが多い。
研究室近くには、幸運にも食事処が多く、メニューで飽きてくるという事はない。 しかし、店が多いなりの悩みも出てくる。 どこに行こうかまとまらないことがあるのだ。 M2の面々は、「何かを食べたい」と強く主張することがあまりなく、 誰かが妥協案を出さない限り、道ばたで立ち尽くしてしまったりする。
そんなときに役立つ、プログラムが世の中には存在するらしい。 適当にオプションをつけてコマンドを入力すると、 「今日の食事はどこそこでとれ」という具合いに出力されるものだ。 出発前に行き先をきめることができる。
手元にそのプログラムがなかったので、適当につくってみた。 しかし、今いる研究室は、この春でなくなってしまう。 このプログラムを、この研究室で活躍する機会は、そう多くなさそうだ。
溺れる魚
久しぶりに市内に行った。 そのついでに、時間を合わせて映画を見てきた。 見てみたいと思う映画は日本製が多い。 「弟切草」「狗神」などなど。 そのうちの一つが「溺れる魚」だ。
なかなか面白かった。 内容は、ケイゾクとトリックを足したようなキャスティングと雰囲気。 少し砕けた脚本。 シリアスに(ちょっとだけ)見せかけて、実はギャグがちりばめられている。 それは、パンフレットをみてもそれはすぐ分かる。 観客に向けてのメッセージが何もなく、 楽しませるだけ。でも、その分ちゃんと楽しませてもらった。 手持ちぶさたのときには、行ってもいいのでは?
ところで、窪塚洋介が最近きている。役にも恵まれ、いい感じだ。 正直、今日の映画を選んだのも彼が出ていたという要因が大きい。 大人びていて、彼らしいカラーもある。これからの注目株に違いない。
・・10年後
その昔、僕が中学から高校に上がったくらいの時、 「この物語はフィクションである。・・・が、10年後はさだかでない。」 と、最後にテロップの出るアニメが放送されていた。 放送されていた時間帯が夕方であったため、 テレビ放送を見ることはできなかったのだが、 その後レンタルビデオではまったものだ。
2000年の東京を舞台にしたそのアニメは、 当然のことながら、正確に10年後を予測していたわけではなかった。 結果的には外れてしまったが、 アニメの描いた10年後が訪れていた可能性もあったわけだ。 現実との発展の方向が少々違っただけのことだ。 携帯電話がこれほどに小さくなり、 多くの人が持つほどまでに普及したのだから。
これから10年後、我々の世界はどうなっているのだろうか。 今までの流れを、望んで逆行することはないだろう。 とするとやはり、電気を使いまくる世界になっていくに違いない。 そうすると、国中の家の屋根に太陽電池パネルが取りつけられる。 風の強いところには風車が回り、温泉街には必ず地熱発電所が建つだろう。 今よりも数が増えるに違いない。 これが僕の予想する10年後だ。