自信と余裕
異なる道同士でも、道を極めた人であれば同じセンスを持っている。
どこかで聞いたことのある内容だ。 宮大工の棟梁は、たとえ料理であっても一流仕事を見抜くことができる、 といったような内容をテレビで見たことがある。 なるほど、そんなものかも知れないと、その時はあまり気にも留めなかった。
先日教授が、「人生というのは、余裕を持っていけば楽しいものだ」 という旨の事を話していたので、「どうすれば余裕を持てるんですか」 と聞いてみた。少し考えた後で、こう答えてくれた。
僕がマスターだったころ、ある一つのことを頑張って勉強して、 なんだ、こんなものだったんだと思ったんだ。 そうしたら、いろんな事も気持ちに余裕を持って見れるようになったんだ。 だから、一つのことをある程度分かったつもりになればいいんじゃないかな。
なるほど。 やはり道を極めた人の言うことは重い。 そのあとに、 「きみたちも、十分立派なことをやったんだから胸を張っていいんだよ」 とも言ってくれた。 それが本当かどうかは自分が良く分かっているつもりだけれど、 そういってくれたことは気分を軽くしてくれたし、 不思議なことに自信もでてきた。