でもある意味それはしかたのないことかもしれないとも思います。
当時私は、不利なことは極力目立たないようにしてしゃべっていました。
よさそうなところだけを強調してしゃべっていました。あんまり私の論文に踏み込んでこなかった助手と教授がそれに気がつかないのは、ある意味仕方のないことかもしれません。
そうです、世の中は、ごまかしごまかされ動いています。
情報化社会といわれ、すべて完璧を求められ、ちょっとしたミスがあると糾弾される今日ですが、完璧なものなど蜃気楼のようなまやかしで、本当は皆、完璧なのだと思い込んでいるだけなんです。仕事をしているととても感じます。そして、お客さんに(あなたごまかされてるよ)と思いつつも、しゃべらない。それが社会です。
学生の論文も然り。
いかにオブラートに包み、いかに聞こえをよくすればよいか。それにつきます。そんなことを、これから社会に出られる方に言いたい。もしかしたら、悟っているかもしれませんが、世の中そんなものです、うまく乗り越えてくださいね。