Open Blocks 266

TurboLinux10を使ったときのBIND9 + Postfix + Qpopperの話


はしがき

ボーナスが入った後、 数年前より気になっていた手乗りサーバを買ってみることにしました。

買った機種はOpenBlocksの3代目です。OpenBlocks初代ではオプションなしで4万円くらいでした。俺が学生の頃です。 HDDをつけるとさらに1万円くらいという安価な物でしたが、学生の俺には手の届かないもので、研究室の助手が持ってました。その後、2代目のOpen BlocksSが出ましたが、本体価格が5万年程度まで上がっていました。 これも学生時代。やはり手が出ません。

そして今年始め、3代目が発売されました。これは、4万円程度に抑えられている上、前回の機種よりも高性能なのです。 買おうと思っていたHDDレコーダを諦めたので財政的にも余裕があり、これくらいならば良いだろうと購入を決意。 HDDをつけて5万円弱で購入しました。

OpenBlockSのOSはLinux。最近はWindowsばかり触っていましたが、久々にLinuxにどっぷり浸かりました。勘もかなり鈍っており、セットアップにはかなりの手間がかかりました。 もう一度やるのはしんどい、ということで、今回した作業を備忘録をかねて書いてみます。

(ちなみに、標準のSSD/Linuxは、その他のディストリビューションに比べて不親切です。そして最近のディストリビューションは偉大です。セットアップしながら噛みしめてください)。

かならず、正誤表は見ましょう。添付のマニュアルは、重要なところでたくさん間違ってます。


0. 手順

流れ
  1. SSD/Linuxのインストール
  2. Telnetの設定
  3. suの設定
  4. ユーザ作成
  5. ソフトウェアのインストール
注意 HDDから起動して設定を行いたいと思う人は、上記1番目から3番目まではいっぺんにやってしまいましょう。リブートしちゃだめ。ネットワーク設定とか、ユーザ設定とか、面倒なことになってしまいます。。ちゃんと、ログインできてsuできるようにならないと、その後の設定はぜんぜん進みません。再設定は、結構しんどいですよ‥

1. SSD/Linuxのインストール

ファイルの配置そのものはマニュアルどおりで、それほど難しいものではありません (→マニュアル)。 私は、ファームウェアのアップデートはしませんでした。(どうせ使わなくなるし‥)

ファイルの配置後、suの設定まで一気にやってから、その後リブートしましょう。面倒なことになります。 ユーザの作成はリブート後の方が良いでしょうね。

こんなことをします。

  1. HDDのファイルシステムを作成、マウント。
  2. マウントしたところにSSD/Linuxのファイルを展開。
  3. ブートをHDDに切り替える。
でもこのままではtelnetすらできません。rootにもなれません。 (telnetについては、RS-232Cから操作するなら問題ないでしょうけどね。) 私はtelnetで済ませたかったので、 リブートをする前に、telnetの設定suの設定を しなければなりませんでした。

リブートしてしまった場合
もし間違ってリブートしてしまった場合、ファームウェアから起動しなければなりません。 「INIT」ボタンを押しつづけて電源コードの抜き差しをします。 「INIT」ボタンを離してよいのは、3つのインジケータが左右に往復し始めてから(=ブート完了してから)です。


2. telnetの設定

ブートコントロールファイル(こんな名称か??)である、/etc/rc.confを編集します。

inetd=YES
do_contrib_rc=YES
syslogd=YES
klogd=YES
portmap=YES
ldconfig=YES
cron=YES
sshd=YES

「inetd=YES」だけで良いと思うのですが、それ以外も設定してみました。 「/etc/rc」に記述されている「checkyesno」で起動の確認をしているようです。 その他のサービスも上げたいときは、/etc/rcを見てみてください。

失念してしまいましたが、/etc/ervicesと、/etc/inetd.confもチェックしてみてください。telnetが許可されていなければ、設定をしましょう。 設定は、そのファイルの前後を見れば分かると思います。
そのほかに、「inetd.conf」でtcp6となっていたり、「hosts.deny」 ALL: ALLとなっていたりする可能性もあるので、チェックしてください。

ともかく、ひたすらtelnetできないように設定されている印象があります。思いつくところは全部チェックしてください。



3. suの設定

telnetでは、直接「root」でログインできません。また、デフォルトでは一般ユーザからsuできません。そこで、ユーザがsuできるように設定しましょう。
一般ユーザでログインしてからsuしてrootになりましょう。

suしたいユーザをwheelグループに追加します。

「/etc/group」
wheel:*:0:root

wheel:*:0:root,user01

例でははじめから用意されているユーザを使っていますが、セキュリティー上の問題があると考えて、 作業が終了した後はこのユーザを消しました。rootのパスワードも変更してあります。

これ終わって、始めてリブートできます。やってみましょう。


4. ユーザの作成

再起動後に、個人ユーザを作成します。ここでは例として「user02」を作成します。 mオプションで、自動的にホームディレクトリを作ってくれます。便利。

(su)
# useradd -m user02
(su user02)
$ passwd
Changing password for user02
.....
このあとさらに、このユーザからもsuできるように設定します。

5. ソフトウェアのインストール

あまりに基本的なものしか入っていなかったので、次のものをインストールしました。 基本的に、全部自分でコンパイルです。(ちょっとだけ昔のlinuxに戻る感じですね。)

lftp、wgetがあれば、作業がかなり便利です。これだけでも最初に準備したほうがよいと思います。w3mも便利かも。普通にconfigure, make, make installでコンパイルできます。

lftp、wgetのソースは、どうやって持ってきたか忘れました。普通にFTPサイトにアクセスしたか、FTPサーバを立てたか。たぶん前者でしょう。
その後は、自分の好きなものをダウンロードしてコンパイルしてください。
ちなみに、私がいれた主なプログラムの順番はこんなです。

1.lftpftpクライアント。これないと、ダウンロードしづらい
1.wgetダウンロードツール。これないと、ダウンロードしづらい
3.rubyプログラム言語(CGI用)。tdiaryを入れたかったので入れました
4.perlプログラム言語(CGI用)。コンパイル大変。。
5.openssl暗号通信用。あんまり意味ないけど、sslをいれてみようかな‥と
6.apacheWebサーバ。modたちと一緒に入れました
6.mod_rubyapacheのモジュール入れ方よく分からん‥動いているみたいだからいいや。
6.mod_sslapacheのモジュール。これも入れ方よく分からん‥
9.w3mweb ブラウザ。ローカル内での確認用に入れました
10.tdiary日記ソフト。rubyを使ってます。
11.qmailメールサーバ。tdiaryのメール更新用
12.fmlメーリングリストソフト。意味なし。どうせqmailが入ったのだから、といれてみた。
13.ircチャットソフト。意味なし

思いつくままに書き記しました。

コンパイルできたもの

インストール挫折・断念

インストール不要


なぜかGoogleで、「Open BlockS」でトップ。ちょっと緊張。