2001-07-02(月) [長年日記]
■ 山登り
高校時代、山登りをしていました。学校が休みの時に、先生たちといっしょに山に登るのです。しかも、先生の食糧を僕ら生徒が背負って。まるで拷問のようなシチュエーション。好きでやるやつの気が知れませんが、それでも当時は一生懸命でした。
それは、先輩がいい人たちだったということと、時々見せる山の表情が魅力的だったからです。また、自分の体をいじめて登った山の上で飲む水は、けっして都会では味わえません。湧き水だから、というだけでは説明できないうまさがあります。危険とは背中合わせでしたから、「生きるとは」ということを肌で感じることのできる日々でもありました。
今はもう山に登るだけの体力が無くなってしまっています。行くとしても、せいぜい山小屋泊まりになってしまうでしょう。テントで夜営するあの山登りは二度とできないと思うと、やはり若干残念です。
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スキップ/北村薫 著